任天堂の宮本氏、“私が居なくても任天堂は変わらないだろう” | ニンテンドーエブリー
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任天堂の宮本氏、“私が居なくても任天堂は変わらないだろう”

任天堂のデザイナーでありプロデューサーでありディレクターである宮本茂氏がNPRとのインタビューで、自身が任天堂から去ったらどうなると思うかと聞かれた宮本氏は次のように答えた。

同氏は、「(任天堂から去っても)本当に変わらないと思います」として、「多分、同じになると思う。経営陣も、社内のクリエイターも、マリオを作る人も、みんな任天堂であることの意味を理解しているんです」と話す。

「だから、いろいろな意見が飛び交うようなことはないんです。任天堂とは何かということを、全員が理解し、共有しているのです。だから、新しいアイデアが出てきても、それが新しいアイデアであるという事実と、それが本当に任天堂の本質をついた新しいアイデアなのかどうかという事実が常にあるんです」

「この点については、私たちは信じられないような、ちょっと怖いようなビジョンを共有しているんです。だから、それは変わらないと思うんです」と話している。

宮本氏は1977年に任天堂に入社し、1979年にアーケードゲーム「シェリフ」のアート制作に携わった。1981年には別のアーケードゲームのデザインを任され、それが「ドンキーコング」だ。

1985年にファミコンソフト『スーパーマリオブラザーズ』、1986年に『ゼルダの伝説』を発売し、家庭用ゲーム機市場における任天堂の初期の成功に貢献した同氏は、これらのゲームでディレクターやプロデューサー、デザイナーを担当している。

宮本氏は数十年にわたり、任天堂の数多くのゲームに携わっている。『スーパーマリオブラザーズ3』、『スーパーマリオカート』、『スーパーマリオ64』、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、『スーパーマリオギャラクシー』など、ファミコン時代から現在に至るまで数多くのタイトルを生み出した功労者だ。

現在、宮本氏は2023年に発売予定の『ピクミン4』の開発に参加しているほか、ユニバーサル・スタジオの新エリア「スーパーニンテンドーワールド」、イルミネーションとの共同アニメ映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」など、任天堂IPをより多くの人に向けて発信するためのコンテンツ作りに勤しんでいる。今後の宮本氏にも期待だ。

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