リメイク版『ペーパーマリオRPG』、約1年前には“ほぼ完成済み”だった 昨年6月時点で審査通過済み
ドイツのレーティング機関USKによると、5月23日に発売されたリメイク版『ペーパーマリオRPG』について昨年6月時点でレーティング審査を通過し、いつでも発売できる状態だったことが明らかになった。
任天堂が今回のように、既に完成済みの作品を数年寝かせることはSwitchの発売以降、いくつかの事例がある。例えば、昨年2月に発売の『メトロイドプライム リマスタード』については2021年7月時点でほぼ完成した状態でレーティング審査を通過しており、約1年以上も発売タイミングをずらしたほか、『ファイアーエムブレム エンゲージ』についても任天堂側で発売するタイミングを調整していたことが分かっている。
本作のようないわゆる「リメイク・リマスター作品」は、いつでも発表できるタイトルであるため、すでに完成しているものを万が一の事態に備え予めいくつか用意しておくことが可能だ。
2023年後半から2024年にかけて任天堂がリリースするタイトルにリメイク、リマスター作品が多い理由についても、来年以降の後継機のソフト向けに可能な限り開発リソースの余力を残すための計画なのかもしれない。
6月には「Nintendo Direct」の放送が決定しており、そこでも下半期向けのリマスター、リメイク作品がいくつか登場するかもしれない。今後の発表に期待したいところだ。
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