ニンダイの『MOTHER3』、国内のみの配信で海外勢落胆 10年前のあのシーンがリフレイン | ニンテンドーエブリー
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Switch Online

ニンダイの『MOTHER3』、国内のみの配信で海外勢落胆 10年前のあのシーンがリフレイン

任天堂が2月21日に放送した「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2024.2.21」の中で『MOTHER3』が『ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Online』向けに配信が開始されたが、どうやらMOTHER3の配信は日本国内のみでだということが判明。

海外勢からは、日本国内での配信を羨む人やローカライズが頑なにされない理由について考察する人、今後配信される可能性に賭ける人など、コミュニティーでは阿鼻叫喚な反応がみられた。

オリジナルの『MOTHER3』は、2006年にゲームボーイアドバンス用タイトルとして発売された作品で、MOTHERシリーズの3作目であり最後の作品として作られたが、副題の変更や対応プラットフォームの選定、一度の開発中止など、開発にかなり難航したタイトルとしても知られる名作だ。

そんな何度も苦労してつくられた『MOTHER3』だが、本作は現時点で一度も海外向けにローカライズして発売されたことがないのをご存じだろうか。最近まで何故本作が海外で展開されないのかについてはユーザーの間でさまざまな憶測を呼んできた。

そうした海外ユーザーからの指摘に対して、任天堂のアメリカ法人であるNintendo of Americaの元社長Reggie Fils-Aimé氏は自身の著書『Disrupting the Game: From the Bronx to the Top of Nintendo』にて、ローカライズ版が登場しないのは前作『MOTHER2』の売上が不振なために、『MOTHER3』のローカライズ費用の捻出が困難なためだったとしている。

また、日本語版をそのままダウンロードのみで発売する案もあったようだが、これも実現することなく頓挫した。

このような経緯があって現在、海外ユーザーからの『MOTHER3』のローカライズ配信を待望する人が多いようだ。

実はこの話題については任天堂公式が直接触れたこともある。それは2014年のE3に合わせて開催されたニンテンドーダイレクトの中でだ。

放送の冒頭に、任天堂のキャラが人形劇のような舞台で登場しているシーンにて、プレイヤーが「レジー!『MOTHER3』出してくれよ!!!」と当時のレジ―社長に直談判。しかし、レジ―氏はファイヤーフラワーで仕返しをするといった寸劇が繰り広げられた。(以下参照)

今回、『MOTHER3』が日本国内向けに配信されたと聞いた海外ユーザーは2014年当時の寸劇を2024年に再現するかの如くSNSでポストを投稿。今度こそ配信されるかと思いきや10年越しの悪夢が再び海外勢の脳裏にリフレインして、この話題は幕をとじた。

なんというか、まぁ、海外の熱心なマザーファンは今後に期待するしかない。

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