任天堂、今後の「ペーパーマリオ」でユニークなオリジナルキャラクターを復活させるかどうか検討中　アンケート調査で示唆

任天堂が5月23日に発売したリメイク版『ペーパーマリオRPG』に合わせて、スペイン法人であるNintendo Españaが今後の「ペーパーマリオ」シリーズに関するいくつかの質問を含むアンケート調査を実施していることが分かった。

アンケート調査はリメイク版『ペーパーマリオRPG』を中心に、どこまでゲームを進めたかといったゲームプレイに関してや本作でお気に入りのキャラクターを尋ねる質問のほか、本作に問わず「ペーパーマリオ」シリーズで好きな要素を選択する質問があり、そこでは「お馴染みのキャラクターに似ているがユニークな外見や性格を持つキャラクターが好き」との選択肢も登場しており、少なくとも任天堂側はこのようなユニークなオリジナルキャラクターの復活を検討している可能性が見受けられる。

「ペーパーマリオ」シリーズで大きな転換点とも言えるニンテンドー3DSで発売された『ペーパーマリオ　スーパーシール』は従来からのファンにとって悪評を集める作品として知られており、その原因に「ユニークなオリジナルキャラクターの存在」が欠けているとの指摘がある。

その後にSwitchで発売された『ペーパーマリオ　オリガミキング』は直近3作品の中でも高評価を集めている作品の一つだが、本作に関してもキノピオやクッパJr、ボム兵などの既存キャラクターの登場が中心でやはりオリジナルキャラクターは少なめになっている。

今後の「ペーパーマリオ」シリーズの方向性はどうであれ、任天堂は現時点でシリーズの原点回帰も視野に入れているようで、リメイク版の売れ行き次第ではそのような要素の復活も可能性としてあり得るのかもしれない。