多くのゲーマーは「シングルプレイ」を好む傾向が明らかに 年齢を重ねるほどより顕著に
市場調査を専門に扱うMIDiA Researchが10月3日、2023年第2四半期に行われた調査のレポートを公開。調査結果から多くのゲーマーが「シングルプレイ」のゲームを好む傾向にあることが分かったという。
MIDiA Researchはまず、多くのAAAゲーム会社は業界のトレンドである「ライブサービスゲーム」に注力しているものの、ほとんどの場合失敗に終わっていることに着目。ライブサービスゲームの代表例と言えば『フォートナイト』や『リーグ・オブ・レジェンズ』などが挙げられるが、成功例は少ないと分析。
このようなライブサービスゲームの立て続けの失敗とは裏腹に、最近ではシングルプレイゲームの新作がスマッシュヒットを続出していることに言及。ゲーム業界では「ライブサービスゲーム」や「ゲーム内課金システム」のトレンドが過熱しているものの、ゲーマーの過半数がシングルプレイを好む傾向にあることが調査結果より分かったという。(下図)
アメリカやイギリスなど計9か国のゲーマー9000人を対象に行った調査では、年齢に関係なく過半数の53%のプレイヤーが「シングルプレイ」を好むことが分かった。また、内訳を見ると年齢が高くなるにつれ、より顕著にシングルプレイを好むことも判明している。
一方で、若年層はFPSなどのオンラインPvPゲームを好む傾向があり、瞬発力や判断力など身体の機能面で比較的劣りやすい中年層になるにつれ、やはりオンラインのマルチプレイよりも1人でじっくりと遊べるシングルプレイが好まれる、というわけだ。
あなたはどのスタイルのゲームが好みだろうか。是非この記事のコメント欄で教えてほしい。
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