青沼P、従来型のゼルダが今後戻ってくる可能性について言及
「ゼルダの伝説」シリーズのプロデューサーである青沼英二氏は5月12日、オランダのRTL Nieuwsによる最新作のインタビューの中で、BotW以前のゼルダが今後、戻ってくる可能性について青沼氏が言及した。
青沼氏は、「BotWやTotKのようなゲームは、今までのゼルダが土台にあるからこそ存在しているわけなので、過去を振り返らずに将来に向けて作っていきたい」とコメントした。以下はインタビューの全文から一部を抜粋したもの。
インタビュア:BotW以前のゼルダは直近の2作品とはまったく異なりますが、昔からのファンは「昔ながらのゼルダがいい」と思うことがあります。今後、作る予定はありますか?
青沼:将来については何とも言えません。とはいえ、これまでのゼルダのおかげで、『ティアーズ オブ ザ キングダム』のようなゲームが存在しています。このゲームは過去のアイデアから生まれたものです。私たちは常に、過去のタイトル以上のものを作り出そうとしています。その点で、私たちはもう古いゲームにはこだわらず、未来に目を向けるでしょう。
RTL Nieuws,Interview met Zelda-makers: 'Scenario geïnspireerd door vaderschap’,https://www.rtlnieuws.nl/tech/artikel/5383543/interview-met-zelda-makers-scenario-geinspireerd-door-vaderschap(2023年7月2日参照)
また、青沼氏は『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が今後のシリーズのスタンダードになるとも話しており、従来型のゼルダが戻ってくるという可能性は少なくとも現時点では、あまり高くないのかも知れない。