『ティアキン』次回作はいつ頃に発売? ゼルダシリーズの今後を予想【続編】 | ニンテンドーエブリー
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ゼルダの伝説

『ティアキン』次回作はいつ頃に発売? ゼルダシリーズの今後を予想【続編】

発売から1周年を迎えた最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。本作は前作『ブレス オブ ザ ワイルド』の同じ世界で物語が紡がれる続編作品ですが、読者の皆さんは次の「ゼルダの伝説」新作がどうなるのか疑問に思いませんか?

ユーザーからは『ティアキン』の続編だったり、BotW/TotKとは異なる完全新作オープンワールドだったりと、様々な予想が飛び交っていますが、今回の記事では、過去に発売された「ゼルダの伝説」から次回作の発売時期を予想するほか、次回作が続編なのか、はたまた完全新作なのか、そしてオープンワールドなのかについてゼルダシリーズの開発を担当している通称”ゼルダチーム”の青沼英二氏ら関係者が他誌のインタビュー等で言及している現時点での内容を分かりやすくまとめました。

これまでに発売された「ゼルダの伝説」作品の一覧

  • ゼルダの伝説(ファミリーコンピュータ、1986年2月21日発売)
  • リンクの冒険(ファミリーコンピュータ、1987年1月14日発売)
  • ゼルダの伝説 神々のトライフォース(スーパーファミコン、1991年11月21日発売)
  • ゼルダの伝説 夢をみる島(ゲームボーイ、1993年6月6日発売)
  • ゼルダの伝説 時のオカリナ(ニンテンドウ64、1998年11月21日発売)
  • ゼルダの伝説 ムジュラの仮面(ニンテンドウ64、2000年4月27日発売)
  • ゼルダの伝説 ふしぎの木の実(ゲームボーイカラー、2001年2月27日発売)
  • ゼルダの伝説 風のタクト(ゲームキューブ、2002年12月13日発売)
  • ゼルダの伝説 4つの剣(ゲームボーイアドバンス、2003年3月14日発売)
  • ゼルダの伝説 4つの剣+(ゲームボーイアドバンス、2004年3月18日発売)
  • ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(ゲームボーイアドバンス、2004年11月4日発売)
  • ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス(Wii、2006年12月2日発売)
  • ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(ニンテンドーDS、2007年6月23日発売)
  • ゼルダの伝説 大地の汽笛(ニンテンドーDS、2009年12月23日発売)
  • ゼルダの伝説 スカイウォードソード(Wii、2011年11月23日発売)
  • ゼルダの伝説 神々のトライフォース2(ニンテンドー3DS、2013年12月26日発売)
  • ゼルダの伝説 トライフォース三銃士(ニンテンドー3DS、2015年10月22日発売)
  • ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(Nintendo Switch/Wii U、2017年3月3日発売)
  • ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム(Nintendo Switch、2023年5月12日発売)

なお、太字は3Dゼルダ、それ以外は2Dゼルダ(3DS作品含む)としています。

以上のように、3Dゼルダの発売時期に着目してみると、『時のオカリナ』から『ムジュラの仮面』までは約1年、『ムジュラの仮面』から『風のタクト』までは約2年、『風のタクト』から『トワイライトプリンセス』までは約4年、『トワイライトプリンセス』から『スカイウォードソード』までは約5年、『スカイウォードソード』から『ブレス オブ ザ ワイルド』までが約5年、『ブレス オブ ザ ワイルド』から『ティアーズ オブ ザ キングダム』までが約6年となっています。

直近の作品ほど、開発期間が長期化するにつれリリース間隔も同様に間が空いているので、このことを踏まえれば、「ゼルダの伝説」次回作は5~7年後、少なくとも2028年以降に発売される可能性があります。

では次に、「ゼルダの伝説」の次回作はどのような作品になるのでしょうか。

開発チームの青沼英二氏ら関係者による次回作への言及

ファミ通の昨年9月時点での『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』開発インタビューによると、本作の開発メンバーである藤林秀麿氏と青沼英二氏はTotK後の次回作について次のように言及している。

藤林次回作かどうかはわかりませんが、“つぎの楽しい体験”は何なのか、を考えています。それがどういう形になるかというのは、現時点ではわからないとしか言えません。

青沼:今回は(TotKの)追加コンテンツの発売予定はないのですが、それはあの世界で遊びを作ることを、やり尽くした感じがあるからです。そもそも今回、前作の続編にした理由は、新しい遊びが、あのハイラルの場で体験することに価値があると思ったからなんですよね。ならば、そういう理由が新たに生まれれば、また同じ世界に戻るかもしれないです。続編にしろ、新作にしろ、それはそれで、まったく新しい遊びになると思うので、楽しみにしていただけるとうれしいです。

引用:https://s.famitsu.com/news/202309/06314767.html

藤林氏と青沼氏の両方に共通しているのは、次回作が「さらなる続編なのか、完全新作になるのかは分からない」「次回作も“全く新しい遊び”を取り入れる」という2点です。最新作発売からまだ4か月時点でのインタビューなので、次回作の方向性としてはまだ定まっていないように見えます。

次に紹介するのは、昨年12月に開催されたゲームイベント「The Game Awards 2023」に合わせて実施された海外メディアのインタビューです。先ほどのインタビューよりは少し後に行われています。

(次回作について聞かれた青沼氏)

青沼:そうですね…。(もし続編があるとすれば)、続編の続編ということになりますね笑。しかし、以前にもお話ししたように、『ティアーズ オブ ザ キングダム』では、『ブレス オブ ザ ワイルド』で作り上げた世界に込める可能性を徹底的に追求しました。ちょっと言い方を変えますが、「ゼルダの伝説」の神格化、あるいは最終形だと思います。そういった意味で、私たちが作り上げた(BotW/TotK)世界の直接的な続編を作ることはないと思います。

引用:https://www.gameinformer.com/interview/2023/12/07/aonuma-and-fujibayashi-talk-tears-of-the-kingdoms-reception-and-their-approach

青沼氏は次回作について「BotW/TotK世界の直接的な続編を作ることはない」としました。つまり、先ほどのインタビューにもあった、“TotKのさらなる続編”ではなく、少なくともBotW/TotKと同じ世界が舞台になることはないとしています。

おそらく、次回作について構想し始めている時期だと思われるので、それなりに信頼してもよいコメントだと思われます。

このため、「ゼルダの伝説」の次回作については、BotWやTotKと同じ世界が舞台ではなく、少なくとも別の世界が舞台のTotK続編、もしくは完全新作になると予想します。発売されるハードはほぼほぼSwitchの後継機種だと思われます。

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