任天堂、発売前のゲームを違法入手して配信を行い続けてきたストリーマーを提訴へ 任天堂宛に挑発メールも
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任天堂のアメリカ法人であるNintendo of Americaは11月6日、発売前のゲームをYouTubeなどの各プラットフォームで配信を行った人物に対し提訴を起こした。（米任天堂による訴状）
提訴された人物はJesse Keighin氏で、主に任天堂の新作ゲームを中心にYouTubeやTwitchなどの配信プラットフォームにて活動してきたという。
Jesse氏は2022年から計50回以上の配信を行い、そのうち、少なくとも10本以上の任天堂ソフトをPCや改造されたスイッチを使用して発売前に配信を行っていたという。
米任天堂は過去にも同ユーザーによる著作権侵害行為の被害を受けてきており、数十回も同氏のチャンネルを削除申請するなどの対処を行ってきた。
Jesse氏によると、1000以上の使い捨てアカウントを使用してチャンネル閉鎖後も何度も新規に開設して配信するといった任天堂とのいたちごっこを続けてきたという。
米任天堂は同氏によるソフト売上の機会損失等を理由に数百万ドルほどの損害が生じたと言及し、同氏に対して「配信の活動停止」や「配信済みの動画の削除」、「非公式のエミュレーターを含む海賊版ソフトがインストールされたディスクドライブの押収」を要求しており、著作権侵害に伴う賠償も請求している。